政体・主義

ちょっとメモ

政体(統治)

・君主制
君主が存在する。通常は世襲だが、選挙君主も存在する。
絶対権力は専制君主制といい、憲法での制限がある場合、立憲君主制。

・共和制
国家元首を君主ではなく国民から選ぶこと。通常では大統領のこと。

・貴族制
特権階級の支配。世襲的。

政治形態

主権が誰にあるのかの問題。

・民主主義(民主制)
民衆を支配する権利を民衆が持つ。全員参加から代表制へ。間接民主制。
民主制⇔寡頭制

・権威主義/全体主義
権威主義の極端か形が全体主義。権威主義とは非民主主義体制の総称。
全体主義⇔個人主義
権威主義⇔民主主義

・国家社会主義
ナショナリズムと社会主義を結合した思想。また社会主義国家のことを指す場合もある。
ナチズムのことともされる。

・ファシズム
社会主義と似ているが最終的に共産主義を目指さない。

経済

・資本主義
経済活動の自由を認める。

・社会主義
経済活動を社会(国家)に任せるを前提。

・社会民主主義
大きな政府を目指し、ソ連型社会主義は共産主義を目指している途中。

・共産主義
全ての平等を目指すことで国家すら不要で無政府状態。

右派・左派

・政治
右派、保守、親米的。
左派、欧米型社会主義、親中。

・経済
右派、市場原理重視。財政規律。
左派、政府の介入が必要。社会主義的。

実際の使われ方として

米国の根幹は自由主義にあり、貴族主義、社会主義の否定であり、その中で右派(共和)はより自由に、左派(民主)は一定の介入を求める。

日本でのリベラルとは共産主義陣営のことで、政治的な立ち位置。

ポリティカルコンパス

・経済
左翼=平等・管理経済 ⇔ 右翼:放任経済

・政治
保守=集団・伝統 ⇔ リベラル=個人

リベラル

右翼左翼は、そもそも封建主義や権威主義との戦いで生まれたが、封建主義や権威主義に勝利した(共産主義・社会主義が失敗したため)ため、現在は経済のみが主な論点。

一般的にリベラルとは、中道左派で使われることが多い。
(社会自由主義 = 資本主義+社会福祉)

・自由原理主義者(リバタリアン)
小さい社会目指す。
リバタリアニズムは、あくまでも「原理的な自由」を求める。
平等のために再分配を進めるべきではない。

・保守派・コミュニタリアン(共同体主義者)
リバタリアンの否定。過度な自由は伝統が破壊される。
近代においてリベラルはほぼ実現できているのだから、あまりに理想を進めると歴史、文化が破壊される

・新自由主義(ネオリベ)
合理的で効率的な社会をつくるべき。(小さな政府+大きな社会)

ネオリベとリバタリアンの違いは、ネオリベは福祉国家を容認するが、リバタリアニズムは、たとえ経済システムが衰退しようとも個人の自由を擁護する社会を望む。

金融緩和

金融緩和はリベラルの政策。
金融緩和において雇用が増える。そもそも金融緩和は市場介入+大きな政府。

 

リベラルの現状

リベラルが王政などに古い体制に対して近代の理念を意味するのであれば、近代においてリベラルはほぼ実現できている。結果、保守的となりリベラル勢のほとんどが現状維持を訴えることになる。

経済政策

・財政再建派(増税派)

財政タカ派とも呼ばれる。
財政の収支をを取り、赤字は増税でまかなうべき。

・積極財政派(バラマキ派)

ケインズ学派の流れ。
財政が積極的に歳出を増やすべき。

・リフレ派

緩やかなリフレを目指す。
長期国債を発行、日銀が買い上げ、通貨供給量を増やす

・上げ潮派(構造改革派)

財政の市場介入を減らし、金融緩和、規制緩和での経済成長を目指す。
市場原理主義的で格差が拡大したと批判される。

・財政政策、金融政策

財政は政府、金融は日銀。
金融政策は主に利率のコントロール。