久しぶりに引越し(賃貸→賃貸)したので忘れないようにメモしておく。
物件探し
不動産屋に貼られている物件は全てネットでも見ることができるので、ネットで探せば問題ない。既に成約済みでも掲載されているオトリ物件もかなり多いので、複数見つけておく。(1件に絞り込んでもだいたい成約済み)
・鉄筋コンクリート
・鉄筋鉄骨コンクリート
・鉄骨(軽量、重量)
・木造
などの種類があり、騒音が気になる場合、鉄筋鉄骨コンクリートがおすすめと書かれていることが多いが、重要なのは戸境壁(部屋と部屋の壁)もコンクリートが入っているかどうか。内見の時にチェックする。もし騒音が気になるけど木造を選ぶ場合、築浅、最上階角部屋、隣り合っていない間取りを選ぶことが重要。
不動産屋へ問い合わせ
どの不動産屋でも物件は共通して見ることができるので、色々問い合わせしてみて対応の良さそうな不動産屋を見つける。物件を見つけるまで色々相談したり時間がかかるので、相性はかなり重要。ただ、内見があるので引越し先エリアから遠い不動産屋だと少し不便。
その物件を管理している不動産屋(管理会社)の場合、仲介の不動産屋より詳しい話が聞けることもある。例えば騒音のクレームが発生しているとか。物件が確定していて問い合わせできる(賃貸の営業していない管理会社もある)管理会社ならそこに問い合わせた方がいい。
内見~物件申込み
気になった物件を内見するとき、実際に見てみると想像と違うこともあるので、複数予定しておく。物件同士が近ければ3~4件は可能。
物件が決まったら申込む。契約できるかどうかは申込順なので人気のある(最上階角部屋など)部屋は退去前に申込書が出ていたりする。あまり悩んでいる余裕はない。
入居日は申込みの段階で決める必要がある。だいたい申込日から2週間~3週間後。旧居、新居の契約期間はできるだけ被らないようにしたほうがいいが、諸手続きあるので、ある程度は必要。
審査
審査は(保証会社を利用する場合)保証会社と大家さんの審査がある。保証会社の審査は収入から考えて問題のない家賃で、さらに過去に金銭面で問題がなければだいたい通る。クレジットカードの審査と同じ。
保証会社の審査が通ればだいたい大家さんの審査は通るが、極稀に大家さんの面談があったりする場合もあるし、不動産屋から大家さんへこちらの人間性も伝えられているので、あまり非常識な感じだと断られる場合もある。
審査通過後
電話やメールなどで審査が通ったと連絡があり、そこから賃貸借契約手続きの日を決める。審査通過後から手続きまでの期間でキャンセルの可能性も無いわけではないが、退去は1ヶ月前に連絡しなければいけないところが多いので、直ぐに旧居の退去手続きした方がいい。
この時点で旧居の退去日と新居の入居日(鍵を受け取る日)が確定する。
旧居の退去手続き
旧居の管理会社へ連絡し、退去日、カギの返却方法、立会日、最終月の家賃の支払方法を決める。
通常、カギは退去日までに返却する。最終月の家賃は、退去月の家賃を通常通り振込んで日割りで返却、あるいは現金精算など色々ある。
退去後に管理会社がクリーニングの手配を行い、現状復帰が敷金の範囲内だったかどうか精算してくれて最終立会となるが、立会不要の場合もある。
日割の家賃と精算まで終わるのに数週間程度かかる。
引越屋探し
数社の引越屋に問い合わせをし訪問見積もりをしてもらう。訪問見積もりをしないと荷物を全て運べないなどのトラブルになるので注意。訪問見積もりはかなり重要。
曜日や時間帯によって金額が違うので、引越し可能な日付を複数伝えて、それぞれ金額をもらう。(個人的に好きではないけど)見積もり金額をそれぞれに伝えてさらに値引きをお願いすることも可能。
・ダンボールはリサイクルかどうか?
・ダンボールは何箱支給されるか?
・ガムテープ、エアパッキンなどは支給されるか?
・割れ物はどのように梱包したらいいか?
・観葉植物は運んでもらえるか?
・PCなどの精密機器はどのように運ぶか?
・旧居、新居での運搬時に養生をするか?
・洋服はそのままで大丈夫か?
・悪いクチコミがあったけど、実際はどうだったのか?
・搬入時に部屋まで設置までしてくれるか?
・トラックに全て積めなかった場合は?
・当日のトラックのサイズは?
・当日の人数は?
・曜日のみ指定で時間フリーの場合、最悪何時になる可能性があるのか?
などの質問をする。だいたいどこの引越屋も同じ回答のはずだけど、やりとりの回答を見積もり書に書いてくれるので、後々トラブルにならない。この時点で適当な感じで対応するようなら避けた方がいい。
インフラ手続き
インターネット以外はカギを貰った後でも間に合うがインターネットは時間がかかるので先に手続きしておく。
今なら光コラボ系かNUROのような独自回線の方がいいかも知れない。今回は転居手続きで支払情報など引き継ぐので、そのままフレッツ光。
https://flets.com/first/move/iten.html
から新居情報を入力して問い合わせをすると、電話連絡が来る。
最初に確認しておくことは
・フレッツ光マンションタイプ対応かどうか。
・新居に光コンセントなどあるかどうか。※
確認できていなくても手続きを進めることはできる。新居の住所を伝えるとNTTの方でも光回線がどこまで来ているか(まったく来ていない、建物の共用部まで、部屋の中までなど)調べることができる。
次に工事の手続き。現在の状況によって工事内容が変わってくる。例えば、まったく来ていない場合は外から引き込むので本来穴空けが必要になるが、賃貸では難しいのでエアコンなどの穴を利用してもらうことになる。
なんで、もし光回線がまったく来ていない場合、どのような工事になるかは当日まで分からない。分離型を設置するのか、壁の電気コンセントかモジュラージャックが光コンセントに
だいたいどのような規模の工事になるかここで確認しておく。
新居に工事が必要な場合、
・工事日を決める。
・大家さんに許可を取る。
・終端装置(ONU)を持っていくか変更か確認する。
大家さんに許可を取るのはこの段階なら最初の不動産屋で大丈夫。入居してからなら管理会社経由となる。既に確認しておいた工事の内容を、専門用語は使わず、穴空けなどの工事をしない旨伝えて許可を取るようにする。
転居手続きの場合、通常、終端装置(ONU)はそのまま引き継げる。今回はルーター機能付きなのにルーターとして使っていないという状況だったので、転居に伴い交換となった。新しい終端装置(ONU)は工事担当者が持って来て、古い終端装置(ONU)は着払いで送り返すことになった。
※ 光コンセントが設置されているのは光配線方式のみ。
共有部まで光が来ている場合、VDSL(古い),LANなどの方式もある。
・光配線方式
・VDSL方式(モジュラージャック)
・LAN方式(LANコンセント)
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ちなみに、J:COMケーブルテレビ付き物件は、J:COMから初期メンテナンスの案内が来るけど断って大丈夫。入居してテレビ(を見る場合)映らないなどあれば連絡すればいい。もし必要なメンテナンスなら入居前に行うので入居者が立ち会うメンテナンスは営業活動。
賃貸契約手続き
印鑑(銀行)、銀行口座分かるもの、住民票、車検証などが必要。契約に係る費用は不動産屋に渡すか直接振り込みになる。
カギ受取り
インフラ手続き
電気、ガス、水道、各種保険の解約、契約。
引越準備
引越当日
引越後
・市役所での転居手続き
・郵便局での転送手続き
・年金
・銀行、クレジットカードなど
・各種保険
・会社への連絡(保険証)
・運転免許
・霊園
・美容院などの会員証
・Webサービス類
登録変更手続きする。